1、幼稚園教育要領の改訂

改訂・・文章が変わること。
幼稚園教育要領はあまり変化なし

○子供の育ちの実態の変化
①基本的生活習慣の欠如
②コミュにケーション能力の不足
③自制心や規範意識(決まりを守る)の希薄化
④運動能力の低下
⑤小学校生活への不適応
⑥学びに対する意欲・関心の低下

1、改訂年月日、実施年月日・・・平成20年3月28日(21年4月1日から実施)

2、改訂理由
①教育基本法の改正 第11条・・幼児期の教育を規定
改正案第11条(幼児期の教育)
「幼児期の教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであることにかんがみ、国及び地方公共団体は、幼児の健やかな成長に資する良好な環境の整備その他適当な方法によって、その振興に努めなければならない。」
②学校教育法の改正 第22条・23条
③保育所保育指針が告示され(大臣が出すもの。参考にするだけではだめ)、文言の整合性の必要

④「認定こども園」を明記
<認定こども園とは>
①保護者が働いている・いないにかかわらず保育・教育をする
②子育て相談などの支援を行う
<実態>
儲からないのでない
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2、保育所保育指針の改定

改訂・・法律レベルで変わること。法律の場合は「改正」と言う

○子供の育ちの実態の変化
①基本的生活習慣の欠如
②コミュにケーション能力の不足
③自制心や規範意識(決まりを守る)の希薄化
④運動能力の低下
⑤小学校生活への不適応
⑥学びに対する意欲・関心の低下

1、改訂年月日、実施年月日・・・平成20年3月28日(21年4月1日から実施)

2、改訂理由
①教育基本法の改正 第11条・・幼児期の教育を規定
②保育所保育指針が告示化による大網化(おおもと)、文言の相応製
③学校教育法の改正による小学校との連携(5歳児義務化・無料化)

3、改正のポイント
①告示化による大網化、幼稚園教育要領との総合性 13章→7章に減
②保育所の役割の明確化
③養護と教育の一体化を踏まえた、保育のねらいと内容の設定
④小学校との連携、「保育所児童保育要領」の送付(読まないらしい 笑)
⑤保育計画
・保育過程の編成、発達段階に応じた指導計画(○歳児の記述を廃止)
・保育内容の自己評価、評価結果の公表、資質向上
・施設長の責務の明確化
⑥保育所保育指針の解説書の作成(これを見て保育しろということ)

第1章 保育の本質

1、保育の意義と理念

1、保育の語義
1876年、わが国最初の幼稚園である東京女子師範学校付属幼稚園創設の規則の中に記されている

2、保育の目標

ア)充分に養護の行き届いた環境の下に、くつろいだ雰囲気の中で子供のさまざまな欲求を適切に満たし、生命の保持及び情緒の安定を図る
イ)健康・安全などの生活に必要な基本的な習慣や態度を養い、心身の健康の基礎を培う
ウ)人との関わりの中で、人に対する愛情と信頼感、そして人権を大事にする心を育てるとともに、自主、協調の態度を養い、道徳性の芽生えを培うこと
エ)自然や社会の事象についての興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の基礎を培うこと
オ)生活の中で、言葉への興味や関心を育て、喜んで話したり、聞いたりする態度や豊かな言葉を養うこと
カ)さまざまな体験を通じて、豊かな感性を育て、創造性の芽生えを培うこと

■子供の権利に関する動き
1989年 国際連合「子供の権利条約」の採択・・日本は1994年に批准
・子供の権利:親・家族を持つ権利、特別の保護を与えられる権利、教育を受ける権利、自由への権利、遊びの権利

第2章 保育の場

子供は三つの場で育つ・・・家庭・地域社会(ほとんど機能していない)・保育施設
保育所の保育費・・・前年度の税金で決まる

第3章 保育の歴史と現状

1、外国の歴史
・エラスムス(1466~1536)・・・公立学校の設置を提唱・・オランダ
・コメニウス(1592~1670)・・・近代教育の父。「全ての人に全てのことを教える」といい、母親のひざで6歳まで育てることを言う
・ルソー(1712~1778)・・・子供の自発性の大切さを強調し、「子供の発見者」と言われる・・・スイス
・ペスタロッチ(1746~1827)・・・孤児院での保育活動
・オーベルリン(1740~1826)・・・幼児保護所を開く・・・ドイツ
・オウエン(1771~1858)・・・よき性格はよき環境の内に形成される「環境教育論」・・・イギリス
・フレーベル(1782~1852)・・・幼稚園の創設者、20の遊びのための器具(ギフト 20Cの恩物・・・ドイツ
・モンテッソーリ(1870~1952)・・・子供の家、モンテッソーリメソッド・・・イタリア
・マクミラン姉妹・・・看護士。「ナースリースクール」・・・イギリス
・エレン・ケイ(1849~1928)・・・1900年大晦日に「子供の世紀」の本を出版。しかし100年後の今も子供の福祉は充実されていない・・・スゥエーデン
・デューイ(1859~1952)・・・なすことによって学ぶ「経験主義」

2、日本の保育史
・佐藤信淵(のぶひろ)(1769~1850)・・・思想家。色々提唱したがどれも実現せず
・大原幽学(1797~1858)・・・換子教育(環境教育)、子ども会、子守教育の大切さを提唱
・幼稚小学(明治5年)・・・幼児教育について提唱するが実現していない
・東京女子師範学校付属幼稚園(1876年)・・フレーベルの弟子松野クララが主席保母となる。振袖保育
・子守学校(明治16年)・・・子守のため学校に行けない児童のための学校
・赤沢鐘美(あつとみ)夫妻・・・日本発の常設保育所
・二葉幼稚園(明治33年)・・・スラム保育
・石井十次(1865~1914)・・・岡山孤児院、大阪に愛染橋保育所
・職場・工場保育所・・・季節保育所、戦時下託児
・託児所(明治末期)
・近藤真琴(1831~1886)・・・博覧会見聞録別記
・和田実(1876~1954)・・・幼児教育法を考案。遊具を使う
・倉橋惣三(1882~1955)・・・子供の自発性を引き出す「誘導保育案」
・城戸幡太郎(1893~1985)・・・集団保育案

第4章 保育の内容と方法

1、保育内容の歴史的変遷

1948年、戦後占領軍の指導による「保育要領」の刊行。休息の必要性を説く
1956年、「幼稚園教育要領」の刊行。音楽リズム・絵画制作の組織的配列
1964年、幼稚園教育要領改訂
1965年、保育所保育指針が発表される

2、安全保育
①安全管理・・危険環境を除き、改善すること。地域の協力も必要
②安全訓練(教育)
③避難訓練・・・月一回実施

3、保育の環境
■最低基準に規定する保育所の設備
<2歳児未満>
乳児室またはほふく室・医務室・調理室・トイレ
<2歳児以上>
保育室または遊戯室・調理室・トイレ・野外遊戯場

■職員
0歳児・・・おおむね3人に1人
1・2歳児・・・おおむね6人に1人
3歳児・・・おおむね20人に1人
4歳児・・・おおむね30人に1人
嘱託医(小児科・歯科)
調理員に関しては外部に発注する場合はいなくてよい

■職員の態度
①仕事の意義と自覚
②健康な心身
③愛情と児童理解
④ゆきとどいた注意
⑤活動性と協調性
⑥研究心と工夫

4、保育形態
1、個別保育と集団保育
2、一斉活動形態、自由活動形態(自由遊び)

多様な保育ニーズへの対応

エンゼルプランの基本的視点の施策(1995年)

■基本的視点
①子供を持ちたい人が、安心して出産や育児が出来るような環境を整備する
②家庭における子育てを支援するため、あらゆる社会の構成メンバーが協力していくシステムを構築する
③子育て支援の施策の中では、子供は利益が最大限尊重されるようにする。

■施策の分野
①子育てと仕事の両立の支援
②家庭における子育ての支援
③子育てのための住宅及び生活環境の整備
④ゆとりある教育の実現と健全育成
⑤子育てコストの軽減

■重点施策
・育児休業給付の実施、多様な保育サービスの充実
・地域子育て支援センターの大幅拡充、母子保健医療体制の充実
・ゆとりある住宅の整備
・教育内容の改正や改善
・保険料の軽減や負担の公平化

子供子育て応援プラン(2004)
4つの重点課題
1、若者の自立とたくましい子供の育ち
2、仕事と家庭の両立支援と働き方の見直し
3、生命の大切さ、家庭の役割についての理解
4、子育ての新たな支えあいと連帯

認定こども園のスタート(2006年)
①保護者が働いている・働いていないに関わらず、子供を受け入れて教育・保育を一体的に行う機能
②子育て相談など全ての子育て家庭への支援を行う機能

幼稚園・保育園に続く第三の施設と言われていたが一本化されず
第一類型:幼保連携型
第二類型:幼稚園型
第三類型:保育所型
第四類型:地方裁量型
になってしまっている。
また、育児相談は具体例が示されていない

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Mikami Kako

Author:Mikami Kako

おことわり

保育士・図書館司書に関しては、旧システムによるものなので、現在のもの科目編成や内容にずれがあります。放大についても閉講科目が含まれます

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